秋山瑞人インタビュー(『活字倶楽部』 2001年春号)
情報
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概要
『イリヤ』の連載中の時期のインタビュー。大学時代のエピソード、デビューの経緯、古橋秀之とのエピソードのほか、バイトをやっていた時期の話なども飛び出す。
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その他
気になった点。
[…]別に「自分はSF作家であり、これからもSFを書いていく」と決めているわけではないんです。「SFは好きだし、まぁ、書くよ」というくらいの感じなんで。だから、ミステリーとかホラーとか、いろいろ小説のジャンルがありますけど、やれるものならやってみたいと思います。(p.58)
SFに自覚的な作家だと思っていたので意外だった。しかし、そもそも作品数が少ないのでバリエーションは今のところあまり豊富とは言えない。
また、「そうですね、そのサークルに入ってからの大学時代、五年間です。一年ダブってますんで(笑)。」という発言があり、留年していたことが明らかにされたり、バイトの体験談なども出たりして、面白い。
まあ、バイトは一時期ちょっとやってましたね。工事現場にも出ましたし……。あ、薬を飲むバイトをやったりもしましたよ。古橋さんと一緒に(笑)。正確には「治験」と申しまして[…]拘束時間が長いから、お金的にはあまりよくないかもしれないです。古橋さんと二人でベッドに並んで、「暇だねぇ」「うん」って。
いい話である。